中川右介著 「カラヤン帝国興亡史」 の読書感想♪
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中川右介著 「カラヤン帝国興亡史」 幻冬舎新書
里帰り時、たくさん電車に乗ったので、ちゃんと最後まで読んだ。
ので、読書感想文。
あとがきに
「この本では批判を覚悟で、カラヤンの芸術そのものについては論じるどころか、
記すこともしなかった。カラヤンの生涯における、
ポストの獲得とそれを喪失する過程に焦点を当てた。」
と著者さんが書いてるとーり、淡々と生まれてから死ぬまで、
56年にはウィーンではナニナニがあり・・・ミラノでは・・・アメリカでは・・・日本では・・・
と、他の指揮者との関わりやら、歌劇場関係者やその他モロモロの人との関わりやら、
が書かれていて、ずっと読んでいくと、1人の人の人生を辿ってく事になり、
最後、亡くなった時の話を読んだ時、不覚にも涙目になってしまいました。(´;ω;`)うるうる
私は別にカラヤンが好きでもキライでもなく、
クラシックを好きになった時あたりに丁度亡くなられてしまったので、
カラヤンのレコードがどれだけ売れたかとか、来日時の雰囲気などは知らないです。
亡くなられた後に語られた昔を懐かしんだり、またはニガニガしく批判的な文を読み、
たいそうハデな人、表面的な音楽だの、芸術家ではなくビジネスマンだとか、
何回か同じような内容の批判を読んだりして、もし近くにこういうタイプの人間が居たら
メッチャクチャ嫌だけど、遠くから眺めてるとオモロイ人と私は感じていました。
肝心の演奏(CD)に関しては、何枚か持っているケド、所有している中には
これは凄い!と思うモノはなく・・・

オペラだとあのうるさいトゥーランドットは、ちと好きカナ?!くらいで、
ぶっちゃけ交響曲だと、表面的な音楽と言われてしまうのは納得というか・・・
分かり易くやり過ぎというか・・・オペラだとそれでもイイんだけど・・・
といった感じで、
とにかく生き方は、ハデな人ってイメージが強烈だったので、
本人の意思で、盛大な葬儀をやらずに、埋葬を終えてから死を発表してくれ
という最期に、もの凄くギャップを感じ、涙目になってしまいました。
著者さんがこれもあとがきで書かれているのですが、
『ひたすら音楽が好きで、その好きな音楽を演奏するために、
もっともらしい大義名文を必要としただけではないだろうか。』
は、ずっと人生を読み追ってきて、その地味な最期を読むと、
私も少しそう思いました。
かと言って、
これからCDを買い集めようとは思わない( ̄∇ ̄
)が、遠くから眺めてるとオモロイ人なので、
次はこれ ↓ 読みます。

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